日本小児科連絡協議会
子どもをタバコの害から守る合同委員会
健康増進法の受動喫煙の防止の視点が少しずつ定着し始めています。しかし、家族や居合わせた人が、子どもの周囲で喫煙している姿を見かけることがいまだにあります。
小児に関わる保健医療従事者として、子どもの健康に害のあるタバコの煙から子どもたちを守るために「子どもの周囲は禁煙に!」ということを社会に広めたく新しい禁煙シンボルマークを考えました。象徴的には「子どもは歩く禁煙マーク!」ともいえます。小児科および小児保健関係の機関誌や出版物やパンフレットにこのマークを掲示することにより、こどもを受動喫煙から守る社会の形成に寄与したいと考えております。
シンボルマークとしては、「子どもの周囲は禁煙に!」あるいは「子どもは歩く禁煙マーク!」の標語を付けたもの、マークだけのもの、マークに日本小児科学会、日本小児科医会、日本小児保健協会の3団体名を付したものなどを用意しました。場面に応じ使い分けていただければ幸いです。ご活用ください。
また、最近は禁煙の場所が増え、「喫煙室」などが公共施設や交通機関に設置されていますが、そこへ子どもをつれて入室し、喫煙している親もいます。結果として子どもは高濃度の受動喫煙を受けることとなります。それを防止するためにも喫煙室には、このマークと共に「未成年者入室禁止」、「子供をつれて入らないでください」の表示も義務付けるような社会の動きになるように関係者のご協力をお願いいたします。
詳細は、日本小児保健協会ホームページ日本小児医療保健協議会(四者協)ページの 子どもをタバコの害から守る合同委員会 からご確認いただけますようお願い申し上げます。
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