こども基本法を背景としてこどもの意見聴取と政策への反映はこども家庭庁を中心に各自治体でも取り組みが進み始めています。小児医療の中でも様々な声に出会い、その中でこどもの課題に直面する場面も少なくありません。そういったこどものこえを社会の課題として共有し解決につなげていくことは小児医療にかかわる専門職にとっても大切な役割です。今回先進的なこどもアドボカシー活動を実践している米国小児科学会(American Academy of Pediatrics: AAP)やこども家庭庁からも講師を招きアドボカシーデイを開催することとなりました。こどもに関わる専門家が協働してこどものこえを社会に届けるために何ができるかを考える機会になればと思います。