小児科学会からのお知らせ

乳児・こども達の安全と福祉に関する声明

日本小児科学会 理事会

 日本小児科学会(JPS)は、全てのこども達の安全と福祉は常に最優先されるべきと考えます。私達、JPSは、現在、武力紛争下で最も脆弱な立場にあるこども達の甚大な苦しみに深く心を痛め、その安全と福祉に対して深刻な懸念を表明します。とりわけ、小児病院が巻き込まれ、大きなダメージを受けたことは極めて遺憾です。これらのこども達は、国際人道法に基づいて保護されるべき存在であることを強く主張します。人道支援として、幼児やこども達の生存、成長、発達に必要な供給品と環境を確保するべきです。また、負傷し病気に苦しむ幼児やこども達には適切な医療が提供されるべきです。身体的に無傷であっても、幼いこども達は精神的に大きなトラウマを抱えることが多いため、悲しみや恐怖、不安などの内面的な感情にも特別な配慮が必要です。
 JPSは、困難な状況にある幼児やこども達に対して心からの支援を提供し、すべての幼児やこども達が公正で平等かつ尊厳を持ったケアを受けられるように努力を続けていきます。

 

英語版声明「JPS Statement on Safety and well-being of infants and Children」はこちらからご確認ください。

学会員でご支援をお考えの方の支援先として、以下の情報を提供いたします。
支援先:
    UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)
    日本ユニセフ協会
    WFP(世界食糧計画)
    UNFPA(国連人口基金)
    日本赤十字社
    アドラ・ジャパン
    難民を助ける会
    ピースウィンズ・ジャパン
    国境なき医師団
    世界の医療団
    プラン・インターナショナル
    ピースボート災害支援センター
    セーブ・ザ・チルドレン
 
 

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