事例 | 年齢:0歳 2か月 性別:男 体重:3.7kg | |
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傷害の種類 | ||
原因対象物 | 自家用車(電子キー) | |
臨床診断名 | 自動車への閉じ込め | |
直接医療費 | ||
発生状況 | 発生場所 | 外出先の駐車場 |
周囲の人・状況 | 本人、母親 | |
発生年月日・時刻 | 2013 年3 月8 日 午前11 時ごろ | |
発生時の詳しい 様子と経緯 |
外出先の駐車場で、用事が済んだ母子で車に戻り、児をチャイルドシートに着席させた.発車するために母親が車外から運転席に回ろうとしたところ、何の操作もしていないのに車の電子キーが誤作動してドアがロックされてしまった.その際キーが入ったかばんを室内に置いたままであったためドアを開けられなくなった.スペアキーは自宅にしかなく、ロー ドサービスに連絡したが到着に20分以上かかるとの返答であったため119 番に相談し、レ スキュー隊により乗用車のガラスを割って室内からロックを解除し児を救出した.事故発生から18分経過していた. | |
治療経過と予後 | 今回は3月とはいえ、比較的温暖な晴天の日であったため、児に高温、低温などによる障害は発生しなかった. しかし季節や時間帯、場所などによっては重大な事故にいたる危険があったと考えた. | |
Full Text | No.043 自動車内への閉じ込めによる傷害(事例1) |
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