ガイドライン・提言

 

小児期発症慢性疾患を有する患者の成人移行支援を推進するための提言

 2014年に公表された「小児期発症疾患を有する患者の移行期医療に関する提言」について、既に公表から8年が経過したことから、この提言における現状の課題・問題点を把握して自己評価を行うとともに、今後の課題をとりまとめて新たな提言を作成いたしました。
 2014年の提言は「移行期医療」に関する提言で、「医療」の中に自律(自立)支援などの支援を含め、その必要性が示されていました。今回の提言では、成人期に良質な医療を継続するために、「医療」だけでなく健康・福祉という広い視点から提供される「支援」の必要性を強調しています。その支援を「成人移行支援」という言葉にいたしました。
 この提言は、移行支援に関する提言作成ワーキンググループが作成し、日本小児科学会ホームページを通じたパブリックコメントの意見を参考にワーキンググループが加筆・修正したものを日本小児科学会理事会が承認したものです。

小児期発症慢性疾患を有する患者の成人移行支援を推進するための提言

 

2022年11月

日本小児科学会
移行支援に関する提言作成ワーキンググループ

 

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