日 時: | 2024(令和6)年12月7日(土)10:00 ~ 13:00 | |
場 所: | AP東京八重洲(現地開催)(東京都中央区京橋1-10-7KPP八重洲ビル) | |
定 員: | 250名(事前申し込み制) | |
対 象 者: | 日本小児科学会会員、小児治験ネットワーク加盟施設担当者、小児CRC部会員、小児医薬品開発ネットワーク事業関係者、行政、製薬企業関係者 | |
参 加 費: | 無料 | |
申込方法: | ||
申込締切: |
*申し込み締め切り前に関わらず、定員に達した場合は申し込みを締め切らせていただく場合がございます。
*本シンポジウムの参加申込を締め切らせていただきました。
多くの申し込みをありがとうございました。
令和2年度から厚生労働省(厚生労働省医政局)の委託事業として、「小児医薬品開発ネットワーク支援事業」を実施しています。本事業は、先行して実施されたAMED研究事業「小児領域における新薬開発促進のための医薬品選定等に関する研究」(H29~令和元年度、主任研究者:高橋孝雄、通称:小児医薬品開発ネットワーク)を踏襲しつつ、さらに発展させ製薬企業に開発の要望を行い支援することにより、小児医薬品の開発を促進し、わが国の保健医療の向上に資することを目的として開始しています。本事業における製薬企業からの支援依頼は、令和2年度:3件、令和3年度:3件、令和4年度:7件、令和5年度:3件及び令和6年度:2件(令和6年7月末時点)をそれぞれ受理し(通算18品目)、企業からの相談事項に応じた助言を実施しています。(先行研究事業では、通算13件の支援依頼を受理)なお、本事業では、医師のみでなく小児治験に精通した小児CRCも検討ワーキングに参加し、医師と共に医学的な助言のみでなく治験実施面での具体的なアドバイスも実施することで、より実践的な提案が可能となりました。申請企業からも「臨床の立場からの議論だけではなく、治験実施を意識したアドバイスを頂戴でき、非常に有意義であった。」などの評価を得ております。
一方、小児治験ネットワークは、一般社団法人日本小児総合医療施設協議会(理事長:五十嵐 隆)の加盟施設を中心に平成22年11月に設立され、現時点では全国の小児医療施設等55施設が加盟し、加盟施設の小児病床を合算すると約6,900床となり活動しています。この小児治験ネットワークは、人的・機能的インフラを活用し、小児領域での治験等を推進させていくことで、本邦における小児医薬品の早期開発及び迅速な安全対策を実現する受け皿として機能していくことを目的に活動しています。また、平成29年4月には、小児治験等の推進に必要不可欠である小児CRCの育成、施設間の情報共有を目的として小児CRC部会が設置され、小児CRC育成のための研修活動、同意説明文書・アセント文書改訂など幅広く活動しています。(小児CRC部会員数(令和6年7月末時点):約180名)
本共催シンポジウムの開催を通して、小児医薬品開発推進のための情報共有を継続的に実施していくことは必要不可欠と考えており、今般、同シンポジウムを開催し、学会-行政-アカデミア(小児施設)が一体となって小児開発を推進していくための機会としていければと考えています。
本共催シンポジウム:過去の開催
令和元(2019)年度(令和2年2月2日) 現地・対面開催 参加者 約170名
令和3(2021)年度(令和4年2月26日) Web開催 参加者 約200名