小児科学会からのお知らせ

Asia-Pacific Pediatric Association(APPA) Outstanding Asian Pediatrician Award 2022 受賞報告

 Asia-Pacific Pediatric Association (APPA)では、自国のみならず他の国々で小児医療に貢献した小児科医にOutstanding Asian Pediatrician Awardを与えております。この度、日本小児科学会から推薦した福岡大学医学部総合医学研究センターの廣瀬伸一先生が受賞されました。廣瀬先生の小児医療への多大なる貢献に心より感謝申し上げます。今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。以下、廣瀬先生からご受賞と当会に寄せられている期待についてのコメントをいただきました。

 

                                  公益社団法人日本小児科学会
                                会長   岡 明
                                国際渉外委員会
                                委員長  諫山 哲哉
                                担当理事 齋藤 昭彦
                                     和田 和子

 「日本小児科学会のご推薦を賜り、受賞の栄誉に浴しました。この場を借りて国際渉外委員を始めとする、全ての日本小児科学会員の皆さまにお礼を申し上げたいと思います。
 私は、以前に国際小児科学会(IPA)のExecutive committeeとして活動を行う間も、その軸足は常にアジア太平洋に置いて参りました。APPA加盟21ヵ国うち14ヵ国で継続的に教育や講演を行ってきたこと、また前任の福岡大学小児科に各国からの小児科医留学生を受け入れ、逆に日本全国の医学生や研修医にアジアの小児科の現場を体験させてきたこと等が、やっと報われた思いで大変嬉しく思います。
 私をアジア太平洋諸国に向かわせたのは、この地域での近年の日本のプレゼンスの低下です。若い世代の日本の小児科医はもっとアジア太平洋諸国に目を向け、危機感をもって切磋琢磨し、さらに世界に向けて発信する存在になって頂きたいと願っています。
 日本小児科学会の益々の発展を祈念して止みません。ありがとうございました。」

 

Outstanding Asian Pediatrician Award賞状

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