各種活動

 

日本におけるパリビズマブ適応追加に関連した注意事項

2024年5月14日
 
日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会
日本におけるRSウイルス感染症に対する抗体製剤・ワクチンの使用に関する
コンセンサスガイドライン検討ワーキンググループ
 
 2024年3月26日に抗RSウイルスヒト化モノクローナル抗体製剤「シナジス®筋注液50 mg/シナジス®筋注液100 mg」(一般名:筋肉内注射用パリビズマブ(遺伝子組換え)製剤)(以下、本剤)について、RSウイルス感染症の重症化リスクの高い、肺低形成、気道狭窄、先天性食道閉鎖症、先天代謝異常症、神経筋疾患を有する24か月齢以下の新生児、乳児および幼児に対する効能又は効果が追加となりました。2019年4月に公表した「日本におけるパリビズマブの使用に関するコンセンサスガイドライン」では、今回の追加適応症は保険適応外と記載されていることから、追加の5疾患を有する児に対する本剤投与の要否を判断される際は、本改訂および本邦における肺低形成、気道狭窄、先天性食道閉鎖症、先天代謝異常症および神経筋疾患に対するパリビズマブ使用の手引き(日本小児感染症学会)を参照してください。
 
 適応追加に伴い、これまで本剤の投与経験がなかった医療機関でも、新たに投与を開始する可能性があります。本剤の投与方法にこれまでと変更はありませんが、新たに投与を開始する際に留意すべき点をまとめました。
 
日本におけるパリビズマブ適応追加に関連した注意事項
 

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