一般の皆さまへ

 

小児科医は「子どもの総合医」です

 子どもたちの生活・将来を守るのは我々大人に課せられた義務です。
小児の医療・保健を通じ、子どもたちの代弁者としての役割を果たすべく、100年以上取り組みを続けている私たち日本小児科学会は、子どもたちの総合医について以下のように考えます。
 
 
 子どもたち一人ひとりを包括的にとらえた医療、保健を実践している日本小児科学会は、
 
  1)小児科専門医は「子どもの総合医」であること、その領域は、
成育医療も含め広範囲であると考えます。
 
  2)子どもたちの生活の「質」と「安全・安心」を確立する観点から、
日本の総合医体制の充実を図ります。
また、「子どもの総合医」としてのさらなる能力向上のため、
今まで以上の研修・生涯教育システムを構築します。
 
 小児科専門医は「子どもの総合医」として、子どもたちの生活の質と安全・安心のために活動していきます。
 
*成育医療とは、胎児期から小児、思春期を経て次世代を育成する成人期までの過程で生じるさまざまな健康問題を包括的に捉え、それに適切に対応する医療を指します。
 

平成26年2月16日

公益社団法人日本小児科学会
会長 五十嵐 隆

 

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