各種活動
「わが国のチャイルド・デス・レビュー（Child Death Review; CDR）の確立に向けた提言」のパブリックコメント実施について （締切 2025年9月23日（火)）
公益社団法人日本小児科学会
予防のための子どもの死亡検証委員会
委員長 沼口 敦
チャイルド・デス・レビュー（予防のためのこどもの死亡検証，以下「CDR」）とは，不幸にして亡くなった一人の子どもの声に真摯に耳を傾け，そこから学んだことを広く社会に還元し，予防可能な死を減少させるとともに，すべての子どもたちが豊かに発達できる安全で安心な社会を形作ることを探求する多角的包括的な仕組みです。予防のための子どもの死亡検証委員会は，これまでCDRがどうあるべきか，また学術団体としてこれにどう取り組むかについて，探索を続けてまいりました。この結果を基に，このたびわが国のCDRのありかたについて，①子どもの権利条約やこども基本法を実践するための制度であること，②公衆衛生目的の公益事業であること，③遺族同意の有無等によらず等しく行われるよう整理されるべきこと，④情報を学術的用途に利用可能な制度とすべきこと，の4項目を主たる内容として，国および関連機関等に対する提言を作成いたしました。
つきましては，幅広い意見を取り入れた提言とするため，皆様のご意見を賜りたいと存じます。ご意見を以下の投稿フォームからお寄せいただきたく，何卒よろしくお願い申し上げます。
なお，ご賛同いただける各種学術団体の連名を予定しております。
ご意見募集期間：2025年9月2日（火）～9月23日（火）まで
ご意見投稿フォーム：ご意見はこちらからお送りください
