各種活動

 

12~17歳の小児に対する新型コロナワクチン追加接種について

日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会
2022年3月25日
全文PDF
 2022年3月現在、日本では12~17歳の小児に対する新型コロナワクチンの追加接種は認められていませんが、米国・英国・カナダ・フランス・ドイツ・イスラエルでは、ファイザー社製のワクチンによる追加接種が行われています。
 国内では、現在オミクロン株の流行が継続していますが、デルタ株に比してオミクロン株では、発症予防効果、重症化予防効果の減衰が早く、追加接種により効果が回復することが報告されています1)
 一方、安全性については、12~17歳の小児への追加接種が実施されている米国から、ワクチン接種後の局所反応と全身反応は、初回免疫後と追加免疫後で大きな差はなく、重篤な有害事象は稀であったと報告されました2)
 以上のことから、日本においても、12~17歳の小児で考慮すべき基礎疾患を有する者3)に対して早急に追加接種できる体制を整えておく必要があると考えます。また、個人の状況を判断した上で、本人と保護者が希望する場合にもその機会を与える必要があると考えます。
 
参考文献
1. WHO:Weekly epidemiological update on COVID-19 - 8 March 2022. https://www.who.int/publications/m/item/weekly-epidemiological-update-on-covid-19---8-march-2022 (閲覧日:2022年3月12日)
2. Hause AM, et al.: Safety Monitoring of COVID-19 Vaccine Booster Doses Among Persons Aged 12–17 Years —United States, December 9, 2021–February 20, 2022. MMWR  71(9);347–351, 2022
3. 日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会:新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等. http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=409 (閲覧日:2022年3月12日)

 

 

 

 
 

ページの先頭へ戻る