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2013年6月14日 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)について(予防接種・ワクチン分科会長から情報提供)

(登録:13.6.26)

◆予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)を開催しました(2013年6月14日)

 ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、日本脳炎ワクチンおよび子宮頸がん予防ワクチンの最近の副反応報告の状況について評価が行われました。
 ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、日本脳炎ワクチンの副反応の発生状況はこれまでと大きな変化はないことなどの意見がまとめられました。

 子宮頸がん予防ワクチンの副反応の発生状況については、ワクチン接種の有効性との比較考量の中で、定期接種の実施を中止するほどリスクが高いとは評価されませんでした。

 しかし、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が子宮頸がん予防ワクチン接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされました。

 この結論を受け、厚生労働省では6月14日に通知「〈ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について(勧告)〉」を発出いたしました。

 今回の措置は、あくまで一時的な措置であり、より安心して接種を受けて頂くためのものであります。厚生労働省では、早急に調査を行い、専門家による評価を実施する予定としております。

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