各種活動

 

日本小児科学会の「知っておきたいわくちん情報」(日本版Vaccine information statement(VIS))について

2018年5月
日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会

 国内の予防接種をとりまく環境はこの数年で大きく変わり、特に乳幼児期には多くのワクチンを接種する必要があります。その接種を確実に行うためには、医療関係者とともに保護者の予防接種に関する正しい理解が必要で、そのための予防接種教育がより重要になってきます。

 日本小児科学会は、2017年4月より、米国小児科学会(American Academy of Pediatrics, AAP)との協同で、予防接種教育プロジェクトの活動を開始しました。その活動の中で、一般の保護者に対する教育ツールの一つとして、日本版Vaccine Information Statement(VIS)を作成し、呼称を「~日本小児科学会の「知っておきたいわくちん情報」~」としました。日本版VISは計22部からなり、予防接種に関する基本的な知識と各ワクチンの情報がそれぞれ1枚にまとめられています。

 是非、日本版VISを以下よりダウンロードのうえ印刷し、保護者の方に渡して頂き、予防接種の教育ツールとして、日常の診療にご活用ください。

「知っておきたいわくちん情報」(日本版Vaccine information statement)

 


2021年2月改訂(No.9)

 2020年10月の「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」の改訂に伴い、「知っておきたいわくちん情報」を一部改訂(No.9)しました。
【改訂の内容】
狂犬病ワクチンの接種スケジュールを改訂いたしました。
暴露(かまれる)前に受ける場合
 2回目:4週間後   → 7日後
 3回目:6~12か月後 → 21日後、または28日後
暴露後に受ける場合
 接種回数:6回 → 4~6回
 4回接種の場合:初回接種 (接種部位を変えて、2 箇所に 1 回ずつ、計2回)、 7日後 、21日後
 5回接種の場合:初回接種、3日後 、7日後 、14日後 、28日後
 6回接種の場合:初回接種、3日後 、7日後 、14日後 、30日後、90日後


2020年10月改訂(No.2、6、11、13)

 2020年10月の「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」の改訂に伴い、「知っておきたいわくちん情報」を一部改訂(No.2、6、11、13)しました。
【改訂の内容】
1)No.2 ロタウイルスワクチン  任意接種のワクチン⇒定期接種のワクチン に変更
2)No.6 「任意接種のワクチンである」を削除
3)No.11
   ①定期接種対象年齢を超えたお子さんでも、肺炎球菌感染症にかかるリスクが高いと考えられる場合は接種が可能です。例えば、免疫不全状態である場合や、脾臓摘出手術を受けた場合などです。接種回数は1回で筋肉内注射となります。
  ②接種を受けるにあたって注意が必要な人「妊婦または妊娠している可能性のある女性」を削除
4)No.13 
  ①任意⇒定期 に変更
  ②1回目の接種は生後14週6日までに済ませる を追加
  ③ワクチンの効果を 95%⇒90% に変更
  ④「生後15週以降の初回接種は腸重積症の発症リストが増大するので、原則として  生後15週を超えてからの接種開始は推奨しません。」を追加。
 ➄ロタウイルスの潜伏期間は 1~3日⇒1~2日 に変更
 ⑥「嘔吐した場合の再投与は必要ないと考えられます。なお、ロタリックス®については、接種直後(10分程度)にワクチンの大半を吐いた場合は、任意接種(自費)として再接種を受けることはできますが、上記の理由から積極的にはお勧めしていません。」を追加


2019年5月改訂(No.8、14、20)
 2018年8月の「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」の改訂に伴い、「知っておきたいわくちん情報」を一部改訂(No.8、14、20)しました。
【改訂の内容】
1)学童期以降の百日咳とポリオに対する免疫を維持するために、就学前の3種混合・不活化ポリオワクチンの追加接種についての推奨(任意接種)を加えました。
2)2 種混合ワクチンの代わりに、3 種混合ワクチンでも追加接種ができること(任意接種)を加えました。

ページの先頭へ戻る