小児科専門医

 

2016年7月24日

 

日本小児科学会における新専門医制度に関する対応について

公益社団法人 日本小児科学会
会長 高橋 孝雄

平素は学会の運営にご協力いただき心より御礼申し上げます。

 以下の経緯を踏まえ、小児科専門医研修を2017年度より、新制度、すなわちプログラム制で行うことが日本小児科学会理事会(2016年7月24日開催)で承認されました。

 さて、小児科専門研修プログラムにつきましては、募集、申請受付、1次審査を経て、すでに159プログラムが理事会で承認され、新制度に基づいた専門医研修を2017年4月より開始すべく準備を進めておりました。しかし、ご存知の通り、日本専門医機構による2次審査は当面は行われないことになったため、学会による1次審査をもってプログラム承認となっております。

 1次審査においては、本制度の実施により小児科医の地域偏在が助長されることのないよう、以下の点について十分な配慮と検証がなされました。

  • 基幹・連携施設の認定基準により、現制度において実績を上げている施設が除外されないこと
  • 研修施設群の構成が適正であること
  • プログラム認定施設が存在せず空白となっている2次医療圏が存在しないこと
  • ローテート方法、研修内容が地域医療に十分配慮したものであること

 さらに、プログラム内容と指導医数、施設規模を踏まえ、当該地域・地方の小児医療提供体制に配慮した適正定員の設定について、個々の基幹施設の同意を得ております。

 日本専門医機構からは、「2018年を目途に一斉にスタートできることを目指す」との報告(H 28 . 7 . 21 )がありましたが、日本小児科学会としては、これ以上プログラム開示が遅れますと、現場にさらなる混乱を招き、小児科専門医となることを目指す医師に重大な不利益を生じることになると判断いたしました。また、領域を問わず機構認定のプログラム制による専門医制度がいずれ実施されることは間違いなく、早期に機構の理念に沿ってプログラム制での専門医研修が開始されることが、機構認定専門医へのスムーズな移行においても有利と考えられます。

 つきましては、一次審査でプログラムの承認を受けた基幹施設におかれましては、別紙「小児科研修プログラムスケジュール」に沿って、2016年8月1日付で新プログラムを公開、専攻医の募集を開始してください。なお、研修プログラムが適切に実施されていることの確認調査を実施することを検討中です。新制度におきましても従来通り、引き続き適正な運営をお願いいたします。

 新しい専門医制度の発足に向けて多大なるご尽力ご協力をいただきました会員の皆様に対して、改めまして心より深く感謝申し上げます。また、2017年度からの小児科専門医研修開始を目指しておられる方々におかれましては、多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

 日本小児科学会は今後も、小児科専門医となることを目指す医師が安心して研修に励むことができるよう責任をもって対処いたします。

*小児科研修プログラムスケジュール

プログラム責任者の方へ
小児科専門医を目指す方へ

 

基幹施設(プログラム)募集人数一覧:2016年8月1日
※小児科専門研修に応募される方は、各施設の募集要項に従ってください。

 

 

 

 

 

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