事例 | 年齢:0歳 4か月 性別:男 | |
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傷害の種類 | 外陰部咬傷 | |
原因対象物 | ミニチュアダックスフンド(メス2歳、体長60cm、体重6kg、母の実家の室内で飼育してい原因対象物た.狂犬病ワクチンは接種済であった.) | |
臨床診断名 | 右精巣粉砕 | |
直接医療費 | ||
発生状況 | 発生場所 | 母の実家の居間.双胎の弟と昼寝をしていた. |
周囲の人・状況 | 事故の発生した時間の前後15分間程は居間には誰もいなかった.家の中には母と祖母がいたが、別の部屋にいた. | |
発生年月日・時刻 | 1月16日午後2時00分頃 | |
発生時の詳しい 様子と経緯 |
母の実家の居間の床に敷いた布団で双胎の弟といっしょに昼寝をしていたため、母は部屋を離れた.その15分後に祖母が様子を見に行ったところ、患児は顔面蒼白で、オムツには犬に咬まれた跡があり、外陰部から出血していた.午後2時16分、当院救命救急センターへ救急搬入となった. | |
治療経過と予後 | 来院時に右陰嚢創内に挫滅組織を認め、亀頭部には切創もみられた.破傷風トキソイド1A投与後、直ちに右精巣摘出術が施行された.出血量は116gで、術中に濃厚赤血球を1単位輸血した.術後の経過は良好で、26日後に退院した. | |
Full Text | No.002 犬による外陰部外傷 | |
類似報告 | No.2 類似事例1 |
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