災害時のこどものこころとからだのケア

 

(最終更新:08.6.30)

目次

   は1カ月以内に追加になった情報です。


(登録:08.6.30)
■■ 岩手・宮城内陸地震による災害のお見舞い

 このたびの岩手・宮城内陸地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

災害時における家族支援の手引き
高田哲先生(神戸大学医学部保健学科)がおもに編集された「乳幼児をもつ家族をささえるために」が下記URLから閲覧できます。
http://pedata.med.kobe-u.ac.jp/chosho/earth_report/report_2.html
冊子をご希望の方は下記住所宛にご連絡ください。着払いでお送りいたします。
なお、在庫が無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
〒654-0142
神戸市須磨区友が丘7-10-2
神戸大学医学部保健学科
高田研究室 宛

―目次―

はじめに

  1. 災害後のこころの反応
    1. 災害時の体験
    2. 悲嘆と喪のプロセス
  2. トラウマ(こころの傷)について
    1. トラウマ体験
    2. 災害後のこころの反応
    3. Post-traumatic Stress Disorder(PTSD)とは?
    4. 表現させて受け入れること
  3. 乳幼児および小児を対象とした評価と調査
    1. 乳幼児のトラウマを評価するには?
    2. 調査の方法
    3. 調査表の標準化はなぜ必要か?
    4. 阪神・淡路大震災で用いられた質問表の実際
    5. 調査における留意点
    6. 調査結果をいかに役立てるか?
  4. 災害時のストレス
    1. 子どもとストレス
    2. 避難所での問題
  5. 保育所・幼稚園での支援
    1. 被災直後の緊急対応
    2. 保育再開に向けて
    3. 保育者の苦悩と葛藤
    4. 養育者(母親)へのサポート
    5. ハイリスク乳幼児の早期発見
    6. 被災幼児と「遊び」
    7. 保育所・幼稚園在園児への「こころのケア」
    8. 乳幼児「こころのケア」機能を目指して
  6. 近親者を亡くした人への支援
    1. 被災状況および安否の確認
    2. 保護的環境の確保
    3. 喪失体験へのケア援助
    4. 各種健診や予防接種
    5. コミュニティへの参加
  7. 疎開した子どもたちへの支援
    1. 疎開の背景
    2. 乳幼児の疎開
    3. 疎開児童への支援
    4. 児童相談所が実施した疎開児童調査
    5. 今後の課題
  8. 避難所での支援
    1. 親への支援
    2. 子どもへの支援
  9. 障害児への支援
    1. 災害下の障害児
    2. 親のストレス
    3. 障害児をもつ家族への支援
    4. 障害児(者)用避難所
    5. 今後の課題
  10. 電話相談
    1. 電話相談の特性
    2. 幼児の相談の特徴と留意点
    3. 災害直後の緊急・混乱期
    4. 回復期
  11. 巡回相談、相談室の設置
  12. 乳幼児健診での対応
  13. 災害後の環境変化に対する支援
    1. 被災地および仮設住宅における問題点
    2. 家族関係・役割の変化
    3. 環境の変化と新たな適応
  14. 専門機関の役割
    1. こころの専門家(児童精神科医、心理臨床家など)の役割
    2. 小児科医の役割
    3. 保育所・幼稚園との関係
    4. ボランティアとの関係

資料集
出版資料
兵庫県・神戸市関係の出版資料
編集後記



(登録:08.6.30)
■■ 地震に被災された皆様とその支援者の方々へ

 地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。激しい災害の被害を受けられたことに医療者として深い心の痛みを感じております。日本小児科学会といたしましても、その専門性を活かして、できる支援を行っていきたいと考えております。
 災害後の支援に関しまして、子どもの心身の反応に関しましては多くのガイドライン等が出版されておりますが、障害を持っておられるお子さんと家族の支援に関してはまだその問題点が広く理解されているとは言い難い状況にあると考えております。そこで、会員である筑波大学宮本信也教授のお力を借り、障害を持ったお子さんへの対応の手引きを当ホームページに掲載することといたしました。少しでもご参考にしていただけると幸いです。
 一日も早く心休まる日々をお迎えいただけることをお祈り申し上げます。

日本小児科学会